骨付きの手羽元を重ねて煮るだけ。
鶏の旨みと野菜のやさしい甘みがじんわり溶け合い、体の芯から温まるサムゲタン風スープです。
出汁をとらなくても素材の味だけでしっかりおいしい、忙しい日にも頼れる一品。もち麦を加えれば、満足感のある食べるスープとしても楽しめます。
*記事の最後に動画もあります
CONTENTS
このレシピの魅力
- 骨付きの手羽元から自然に出る出汁で、スープが濃厚に
- 炒めず・出汁いらず・ほったらかし調理で簡単
- しょうが・にんにくの香りが効いて、冷えた体をぽかぽか温める
- 野菜の甘みと鶏の旨みが重なり、子どもも食べやすい優しい味
材料(4人分)
- 手羽元 8本(500g)
- しいたけ 4枚(80g)
- しょうが 1片(15g)
- 長ねぎ 1本(150g)
- にんにく 2片
- 大根 1/4本(250g)
- もち麦 50g(米でも可)
- 塩 少々
- 水 900ml
- 酒 大さじ2
- A みりん、しょうゆ 各大さじ1
- A オイスターソース 大さじ1/2
- ごま油、粗挽き黒こしょう、小ねぎ 各適量(お好みで)
作り方
1.手羽元はキッチンペーパーで水気を拭き取り、フォークなどで刺して軽く塩をふって揉み込む。しいたけは4つ切り、しょうがは薄切り、長ねぎは白い部分と青い部分に分けて斜め切りにする。にんにくはつぶす。大根はいちょう切りにする。


2.鍋に塩(ひとつまみ)→しいたけ→しょうが→長ねぎ→にんにく→大根→もち麦→手羽元→塩(ひとつまみ)の順に重ねる。


3.鍋肌からひたひたになるまで水を回しかけ(600mlほど)、酒を加える。ふたをして中火にかけ、沸騰したら火を弱めてコトコト30分ほど煮る。


4.長ねぎ(青い部分)・【A】・残りの水を加えてひと煮立ちさせる。味をみて、薄ければ塩でととのえる。器に盛り、お好みで粗びき黒こしょうや小ねぎを散らす。


おいしく作るポイント
・手羽元は骨に沿って切り込みを入れてから煮ると、より食べやすく旨みも出やすくなります。
・お好みで仕上げにごま油をひとたらしすると風味がアップします。
・もち麦やお米を加えて煮込むと、より本格的なサムゲタン風に楽しめます。
・体調を崩しやすい時期にもおすすめの滋養スープです。
まとめ

「重ね煮のほろほろサムゲタン」は、出汁いらずで作れる滋養たっぷりのスープ。
手羽元の旨み、野菜の甘み、しょうがとにんにくの香りが重なり合い、ほっとする優しい味わいに仕上がります。
疲れた日や、家族の体を労わりたいときに。重ねて煮るだけの簡単サムゲタンで、あたたかい食卓を囲んでくださいね。

