市販のルウもホワイトソースも使わず、炒めずに重ねて火にかけるだけ。米粉と豆乳でとろっとやさしい口あたりに仕上げる、和風のクリームシチューです。
れんこんやさつまいもなどの根菜に、鮭のうまみが重なって、からだにしみわたる味わい。寒い季節にぴったりの、ほっこり温まる一皿です。
*記事の最後に動画もあります
このレシピの魅力
- 炒めずに“重ねるだけ”で作れる手軽さ
- 米粉と豆乳で作るから、ルウ不要でやさしいとろみ
- 根菜と鮭のうまみが溶け合う和風仕立て
- 小麦・乳製品を使わず、胃にやさしい
- 体がほっと温まる冬の定番スープ
材料(4人分)
- 鮭 4切れ(200g)
- しめじ 1パック(100g)
- さつまいも 1/2本(150g)
- 玉ねぎ 1個(200g)
- にんじん 1/2本(80g)
- れんこん 150g
- 塩 小さじ1/2
- 水 300ml
- A 豆乳 400ml
- A 米粉 大さじ2
- A 白みそ、しょうゆ 各大さじ1
- 塩・こしょう 少々
- ゆずの皮、三つ葉 お好みで
作り方
1.鮭は食べやすい大きさに切る。しめじは石づきを取りほぐす。さつまいもは1cm厚さの半月切り、玉ねぎはくし切り、にんじんは乱切り、れんこんは1cm厚さの半月切りにする。【A】を混ぜ合わせておく。


2.鍋に塩(ひとつまみ)→しめじ→さつまいも→玉ねぎ→にんじん→れんこん→鮭→塩(ひとつまみ)の順に重ねる。


3.水をまわしかけ、蓋をして中火にかける。蒸気が出たら弱火にし、15分煮る。


4.【A】を入れ、弱火で混ぜながらとろみがつくまで煮る。


5.味をみて塩・こしょうで調える。仕上げにお好みでゆずの皮、三つ葉をのせる。


おいしく作るポイント
・豆乳は分離を防ぐため、仕上げに弱火で加えてゆっくり温めるのがコツです。
・コクをプラスしたい場合は、仕上げにバター小さじ1程度を加えるとまろやかになります。
・鍋は22cmを使用しました。具材を重ねたとき、ふたがしっかり閉まる深さのある鍋がおすすめです。
・白みそを使うことで、やさしい甘みと奥行きのある味わいに仕上がります。
まとめ

重ね煮の良さは、素材を炒めずに“重ねるだけ”で自然な甘みと旨みを引き出せること。
特にれんこんやさつまいもなどの根菜は、火を入れるとホクホクと甘みが増し、鮭のうまみと豆乳のまろやかさが相性抜群です。
米粉でとろみをつけるから、小麦アレルギーがある方や、ルウの油っぽさが苦手な方にもおすすめ。和の調味料で整えることで、子どもから大人まで安心して食べられるやさしい味です。
体にやさしく、それでいて満足感のある一皿に仕上がります。