時間がない日の夕飯づくりをぐっとラクにしてくれる「かぼちゃの重ね煮」。
素材を重ねて蒸すだけで下ごしらえが完了するので、冷蔵庫に常備しておくとパッとアレンジができる便利な一品です。
今回はそのまま食べても美味しい基本のかぼちゃの重ね煮と、日々の献立に取り入れやすいアレンジレシピを4つ紹介します。
*記事の最後に動画もあります
CONTENTS
このレシピの魅力
- 野菜を重ねて蒸すだけで甘みと旨みが凝縮
- 作り置きOK(冷蔵4日・冷凍2週間保存可)
- サラダ、主菜、副菜、汁物まで幅広くアレンジ可能
- 忙しい日でもすぐに夕飯が整う常備菜
基本のかぼちゃの重ね煮


「基本のかぼちゃの重ね煮」を作って保存しておくと、忙しい時に役立つ「時間貯金」になります。
まずは「基本のかぼちゃの重ね煮」のレシピをご紹介します。
材料(4人分)
- かぼちゃ 400g(1/4個)
- 玉ねぎ 1/2個(100g)
- にんじん 1/2本(80g)
- しめじ 1パック(100g)
- 塩 少々
- 水 100ml
作り方
- しめじは粗みじん切り、玉ねぎ・にんじんは細切り、かぼちゃは2cm角に切る。
- 鍋に塩(ひとつまみ)→しめじ→かぼちゃ→玉ねぎ→にんじん→塩(ひとつまみ)の順に重ねる。
- 鍋肌から水をまわしかけ、蓋をして中火にかける。蒸気が出たら弱火にし、10分蒸す。
保存方法
- 冷蔵保存:4日以内
- 冷凍保存:2週間(小分けにしてラップで包み、保存袋に入れる。解凍は電子レンジで温める)
アレンジレシピ
「基本のかぼちゃの重ね煮」をストックしておき、さまざまな料理にアレンジしていきます。
1. かぼちゃサラダ
前回の投稿で紹介したレシピを参考にしてください。
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2. かぼちゃのスパニッシュオムレツ


切り分けて食べられるので、夕飯のメインやお弁当にもぴったり。
材料(4人分)
- かぼちゃの重ね煮 200g
- 卵 4個
- 牛乳 大さじ2
- 塩 少々
- こしょう 少々
- オリーブオイル 大さじ1
- ケチャップ 適量(お好みで)
作り方
- 卵を溶き、牛乳・塩・こしょうを混ぜる。さらにかぼちゃの重ね煮を加えて混ぜる。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、生地を流し入れて弱火で5分焼く。
- 表面が半熟になったら蓋をしてさらに5分蒸し焼きにする。
- 裏返して弱火で2分ほど焼き、器に盛ってお好みでケチャップをかける。
3. かぼちゃと鶏肉の照り焼き炒め


ごはんが進む、ボリュームおかず。
材料(4人分)
- かぼちゃの重ね煮 200g
- 鶏もも肉 300g
- 片栗粉 大さじ1
- 塩こしょう 少々
- A しょうゆ 大さじ1
- A みりん 大さじ2
- A 酢 小さじ1
- ごま油 小さじ2
- 白いりごま 少々
作り方
- 鶏もも肉は一口大に切り、塩こしょうを振って片栗粉をまぶす。
- フライパンにごま油を熱し、鶏肉を焼く。
- 火が通ったらかぼちゃの重ね煮を加え、混ぜ合わせた【A】を回しかけて照りが出るまで炒める。
- 仕上げに白ごまをふる。
4. 出汁いらずのかぼちゃ味噌汁


野菜の甘みがしみ出す、ほっこりとした一杯。
材料(4人分)
かぼちゃの重ね煮 150g
水 600ml
味噌 大さじ2〜3(お好みで調整)
小ねぎ 適量(お好みで)
作り方
- 鍋に水を入れて火にかけ、かぼちゃの重ね煮を加え中火で温める。
- 味噌を加え、煮立たせないように温める。器に盛り、小ねぎを散らす。
まとめ

かぼちゃの重ね煮は、蒸して作り置きしておくだけでアレンジ自在。
サラダ、オムレツ、炒め物、味噌汁と、和洋を問わずに使える万能常備菜です。
忙しい日でも食卓が豊かになり、栄養もボリュームも満点。ぜひ普段のごはん作りに取り入れてみてくださいね。

