炒めずに作れるのに、なすはとろとろジューシー。
野菜とひき肉の旨みをしっかり引き出せるのが「重ね煮」の魅力です。
辛さ控えめなので子どもも食べやすく、家族みんなで楽しめる一皿。ごはんがすすむおかずとして、忙しい日にも大活躍します。
*記事の最後に動画もあります
このレシピの魅力
・炒めずに重ねて煮るだけでヘルシー
・なすがとろとろになって食べごたえ抜群
・辛さを調整できるから子どもも大人も楽しめる
・野菜の甘みと旨みが自然に引き出される
・鶏ひき肉でも代用できるからアレンジ自在
材料(4人分)
- しめじ 1パック(100g)
- なす 3本(約300g)
- 長ねぎ 1本(150g)
- しょうが 1片(15g)
- にんにく 1片(5g)
- 豚ひき肉 300g
- 塩 少々
- みそ 大さじ2
- 水 150ml
- A しょうゆ 大さじ1
- A みりん 大さじ1
- A 豆板醤 小さじ1(お好みで調整)
- 水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1+水大さじ2)
- 黒こしょう、白すりごま、ごま油またはラー油 各少々(お好みで)
- 小ねぎ 適量(仕上げ用)
作り方
1.しめじは石づきを落として小房に分ける。なすはヘタを切り落とし、縦方向の放射状に切って半分の長さに切る。長ねぎは白い部分をみじん切り、青い部分を小口切りにする。しょうが・にんにくはみじん切りにする。


2.鍋に塩(ひとつまみ)→しめじ→なす→長ねぎ(白い部分)→しょうが・にんにく→豚ひき肉→みその順に重ねる。


3.鍋肌から水を回し入れ、ふたをして中火にかける。沸騰したら火を弱めて7分加熱する。


4.長ねぎの青い部分と【A】を加え、中火にかけて全体をほぐしながらひと煮立ちさせる。


5.火を止めて水溶き片栗粉を加える。再び火にかけてとろみがつくまで混ぜ、お好みで黒こしょう・白すりごまを振り、ごま油orラー油を回しかけ、器に盛って小ねぎをちらす。


おいしく作るポイント
・なすはアク抜きせずそのまま使えますが、気になる場合は塩水(水500ml+塩小さじ1)に5分ほど浸すと安心です。
・豆板醤の量は、大人向けには増やし、子ども用には控えめにすると食べやすくなります。
・ひき肉は鶏ひき肉でも代用OKです。よりさっぱりとした味わいになります。
まとめ

「重ね煮麻婆茄子」は、炒める工程を省いても素材の旨みを十分に引き出せるレシピ。
辛さ控えめで子どもにも食べやすく、栄養もしっかりとれるので、日常の食卓におすすめです。
忙しい日でも、家族みんなが満足できるごはんが手早く完成します。

